プログラミング

最終更新日: 2024.01.26 (公開: 2022.04.11)

SREエンジニアとは?インフラエンジニアとの違いからキャリアパスまで完全網羅

SREエンジニアとは?インフラエンジニアとの違いからキャリアパスまで完全網羅
  • SREエンジニアの仕事内容について知りたい
  • SREエンジニアになるには何をすれば良いんだろう?
  • インフラエンジニアからのキャリアアップとしてSREエンジニアを考えている

このような悩みや要望があるのではないでしょうか。

SREエンジニアはサイトやシステムの信頼性を向上させるために、必要な役割を担っています。まだSREエンジニアの割合は多くないですが、他のエンジニアと同様に今後将来性が期待できる仕事の一つ。インフラエンジニアからのキャリアアップとしても、おすすめですよ。

そこでこの記事では、SREエンジニアの役割や主な仕事内容について詳しく紹介します。また、SREエンジニアに必要なスキルや、気になる平均年収についても解説します。この記事を読めば、SREエンジニアについて詳しく分かるので、自身が向いているかどうか判断できるようになりますよ。

SREエンジニアとは?

SREエンジニアとは?

SREエンジニアとは、SREの概念に基づいて設計を行うエンジニアのことです。SREとは「Site Reliability Engineering」の略称で、「Reliability(リライアビリティ)」は「信頼性」を意味します。そこでGoogleではSREについて、「システム運用管理の方法論及びエンジニアの役割」であると提唱しています。

つまり、SREにはWebサイトやサービスの信頼性向上の重要性を説いた考えが求められているのです。そこでシステム運用に伴う手動作業をエンジニアリングによって、システムの自動化や効率化が行われています。

このように、ITインフラの運用や管理を行う技術者のことをSREエンジニアと呼びます。さらに、ただ運用や管理を行うだけでなく、SREエンジニアはソフトウェアの開発にも取り組みます。

インフラエンジニアとの違い

SREエンジニアとインフラエンジニアは、以下のように異なります。

インフラエンジニア SREエンジニア
業務目的 インフラの開発 信頼性を高めること
必要なスキル インフラに関する知識・技術力 インフラに関する知識・技術力

アプリ開発のための技術力

アプリに関する知見

インフラエンジニアの業務範囲は、システムのインフラを設計・運用で、「インフラのみ」が対象です。そのため、求められるスキルもインフラに関する知識や技術力となっています。

一方でSREエンジニアは、サイトやサービスの信頼性を高めることが重要です。業務目的は、サイトやサービスの信頼性を高めること。インフラに関するスキルはもちろん、アプリ開発のための技術力やアプリに関する知見も求められます。このように、SREエンジニアとインフラエンジニアは、似ているようで役割が異なるのです。

DevOpsとの関係性

SREと混同されがちなキーワードに「DevOps」というものがあります。DevOpsとは、「Development(開発)」「Operations(運用)」の2つの単語を繋げ合わせた造語のこと。DevOpsには「開発者と運用者の垣根を取り払って、高品質なサービスを提供する」という考えがあります。

上記のように、両者はシステムの開発者と運用者が協力してリリースサイクルの効率化・自動化を推奨しているという点で共通しています。しかしDevOpsとSREは厳密には異なる部分があるのです。その違いは、両者の目的にあります。DevOpsの目的は、「リリースサイクルの効率化・自動化」です。一方SREの目的は、「サイトやサービスの信頼性の向上」にあります。

このように、DevOpsとSREは共通項を持ちながらも、目的が異なるのです。

SREエンジニアの役割

SREエンジニアの役割

IT業界では、SREエンジニアの役割の重要性が増しています。SREエンジニアの役割は、以下の3つがあります。

  • パフォーマンス向上
  • システムの変更内容の管理
  • サービスの安定性を担保

ここでは、SREエンジニアの役割について詳しく解説していきましょう。

パフォーマンス向上

1つ目の役割は、パフォーマンスの向上です。SREエンジニアの業務目的はサイトやサービスを高めることです。信頼性を高めるには、インフラやアプリのパフォーマンスを向上させる必要があります。

そこでSREエンジニアには、サービスで不要な要素の特定や、論理的ば判断ができる能力が求められます。さらにどうすればサービスやシステムが、効率的に稼働するかを考えることも必要です。そのためには、データ構造やアルゴリズムについての深い知識を得ている必要があります。

システムの変更内容の管理

2つ目は、システムの変更内容を管理することです。変更内容を管理しなければならない理由は、変更によって不具合が生じることがあるからです。システム仕様に変更があった場合は、関連するマシンの適用を行います。万が一システムに問題が発見された場合は、SREエンジニアが対応します。

システム変更の際に、SREエンジニアが対応することで、サービスやサイトの品質を保持できます。

サービスの安定性を担保

3つ目は、サービスの安定性を担保することです。サービスの信頼性を向上させるうえでは、安定性が重要です。安定性が担保されていないと、高品質のサービスを継続的に提供できません。

そこでSREエンジニアはサイトやサービスの安定性を担保するために、事前にシステムの不具合を予期しておくことが必要です。そのためには、やはりシステムに関する知識が絶対に必要になります。

SREエンジニアの主な仕事内容

SREエンジニアの主な仕事内容

SREエンジニアの主な仕事は、以下の5つです。

  • 運用業務の土台を整備
  • 開発チームが自立できる環境整備
  • システムやクラウドなどの運用・自動化
  • プロダクトの高速リリース
  • リリース前のトラブルやバグの解消

ここでは、SREエンジニアの主な仕事内容について解説していきます。

運用業務の土台を整備

運用業務の土台を整備することは、SREエンジニアの重要な仕事の一つです。サイトやサービスの信頼性を高めるには、安定したサービスを提供しなければなりません。そのためには、システムを高速で更新できる状態にしておく必要があります。

そこでSREエンジニアは、システムを安定させつつ、プロダクトを高速リリースする必要があります。開発されたシステムを円滑に運用するには、使用するOS・ミドルウェア・データベースを設定したり、ログを収集したりと作業はたくさんあります。これらを整備することで運用業務の土台作りが実現するのです。

開発チームが自立できる環境整備

SREエンジニアは、運用しやすいように環境を整備するのも重要です。その理由は、開発チームがSREチームに依存している状態は、チーム全体の士気が足りません。

もちろん、SREエンジニアは開発と運用をつなぐ重要な役割を社内で担っています。しかし開発チームがSREチームに依存してしまうと、スピーディーに開発できません。いちいち相談を受け対応するのでは、どんなに知識があっても開発が進まないでしょう。

そこでSREエンジニア、開発チームが効率良く開発を進められるようにサポートする必要があるのです。開発チームの回し方も考慮して進めることで、結果的に品質の高いサービスを提供できるようになります。

システムやクラウドなどの運用・自動化

システムやクラウドなどの運用や自動化なども、仕事の一つです。運用が自動でできると人的リソースを浮かせて、余ったリソースで別の仕事に取り組めるでしょう。かつてはインフラ設計の設定・管理はエンジニアが手動で行なっていました。ところがクラウドの登場によって、これらはクラウド上でコードを記述することで自動化できるようになったのです。

システム自動化の例として、ログの自動解析ツールやスプレッドシートの自動更新ツールなどがあります。このようにSREエンジニアがインフラを自動化することで、管理作業を効率的に運用できるようになるのです。

プロダクトの高速リリース

SREエンジニアにとって、プロダクトの高速リリースも重要な仕事です。SREエンジニアの目的は、サイトやサービスの品質向上にあります。一方で、開発チームの目的はプロダクトの開発にあります。そこで両チームの要望を達成させるために、SREエンジニアは、どうすれば速度をもってリリースできるのか見極める必要が出てきます。

SREエンジニアは本来の業務だけでなく、携わっている他チームの動きも頭に入れてプロジェクトに取り組む広い視野が大切になるのです。

リリース前のトラブルやバグの解消

高品質なサイトやサービスを提供するためには、リリース前のトラブルやバグを解消しなければなりません。問題を解決しないままリリースしてしまうと、サービスの信用を失うだけでなく、会社への信用もなくなってしまいます。

そこで成果物をリリースする前に、想定されるトラブルやバグを可能な限り予測します。問題が発見された場合は、直ちに開発チームなどに呼びかけて問題を解消していきます。このように、リリース前にトラブルやバグがないことをチェックしておくことで、品質の高いサービスを提供できるのです。

SREエンジニアの将来性と平均年収

SREエンジニアの将来性と平均年収

これからSREエンジニアになろうかと考えている方は、SREエンジニアの将来性と平均年収について気になりますよね。ここからはSREエンジニアの将来性と平均年収について、それぞれ解説していきます。

SREエンジニアの将来性は明るい

SREエンジニアの将来性は、明るいと考えられます。その理由は、今後も需要が高まることが予想されるからです。例えば、経済産業省の「IT 人材需給に関する調査」の調査によると、2030年には約79万人の人材が不足すると言われています。このデータから推測すると、今後ますますIT人材が不足していくと考えられるのです。

また、IT業界の中でもSREエンジニアの考え方は比較的新しいです。これまでクラウドがなかったため、システムは手動で管理されていました。ところがシステムの自動化が進むにつれて、以前よりも効率的にシステムを運用できるようになったのです。業務の効率化が求められる現在では、SREエンジニアは多くの分野で必要とされています。

こうした理由から、SREエンジニアの将来性は明るいと考えてもいいでしょう。

SREエンジニアの平均年収

SREエンジニアは最近できたばかりの職種であることから、平均年収は明らかになっていません。そのため、システムエンジニア(SE)やプログラマーの年収を目安にするといいでしょう。例えば、厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、IT人材の年収は以下のようになっています。

月収 賞与 年収
ソフトウェア作成者 35万3300円 99万100円 522万9,700円
システムコンサルタント・設計者 44万7,700円 196万3,600円 733万6,000円

厚生労働省の「厚生労働省大臣官房統計情報部」によると、令和元年の平均月収は30万7,000円です。そのため、高い収入を得られると考えられます。

SREエンジニアに必要な5つのスキル・知識

SREエンジニアに必要な5つのスキル・知識

SREエンジニアには、以下のように5つのスキルや知識が必要です。

  • クラウドサーバーに関する知識
  • インフラ関連の知識とスキル
  • アプリケーション開発のスキル
  • セキュリティ関連の知識
  • コミュニケーションスキル

ここからは、それぞれのスキルや知識について解説していきます。

1.クラウドサーバーに関する知識

SREエンジニアには、クラウドサーバーに関する知識が求められています。その理由は、多くの企業がサーバーをクラウド上に移行しているからです。クラウドサーバーを効果的に使用することで、サービスやアプリの品質向上にも繋がります。そこでSREエンジニアを目指す場合は、AWSやGCP、Microsoft Azureなどのクラウドサーバーの理解を深めましょう。

2.インフラ関連の知識とスキル

SREエンジニアには、インフラ関連の知識やスキルも必要です。SREエンジニアになると、基本的にはシステム基盤に関する業務を行います。

例えば、プロジェクトに携わっているシステムに何か問題や障害が発生することがあります。その際には、問題の原因を追求し、すぐに対処しなければなりません。そこでネットワークプロトコルやミドルウェアに関する知識、パフォーマンス改善に関する知識が必要になります。

このように、SREエンジニアとしてサービスやサイトの品質を保持するためには、インフラ関連の知識とスキルが必要です。

3.アプリケーション開発のスキル

SREエンジニアは、アプリケーション開発のスキルが必要です。開発チームが別にいる場合でも、プログラミング言語を用いて自動化ツールへ書き換えることや、プログラミングコードを修正する作業が発生します。

また、開発したアプリケーションが問題なく動くことも、きちんと確認する必要があるのです。今後、効率的に運用していくためには、基本的なアプリケーションの開発スキルは必要です。具体的には、JavaやPython、PHP、Rubyなどのプログラミング言語のスキルが求められます。

4.セキュリティ関連の知識

SREエンジニアは、セキュリティ関連の知識を持っておくことも大切です。SREエンジニアの本業は、システム運用に関するインフラを整え、サイトやサービスの信頼性を向上させることです。業務内容にサービスの保守は含まれていません。

しかしWebサービスを提供するためには、ネットワークに繋げる必要があります。こうした作業の中で、その際にセキュリティ関連の知識が役立つのです。とくにAPIのセキュリティリスクに関する知識は、必要になることがあります。

5.コミュニケーションスキル

SREエンジニアに限ったことではありませんが、コミュニケーションスキルがあると重宝されます。例えば、プロジェクトを円滑に進めるにはチームのメンバーや開発チームと円滑にコミュニケーションを取る必要があります。また、プロジェクトによってはデザイナーやディレクターなどと関わることもあります。

こうした場面で、コミュニケーションスキルがあると業務を正確に効率良く進められます。不明点や懸念点をあらかじめ共有したり、進捗を報告することで部門間での情報共有が発生し、プロジェクトの進捗がスムーズになるのです。

SREエンジニアを目指すうえで役立つ資格3選

SREエンジニアを目指すうえで役立つ資格3選

SREエンジニアを目指している方には、以下のような資格が有効です。

  • DevOpsプロフェッショナル
  • Cisco認定資格
  • クラウドサービスの認定資格

ここからは、それぞれの資格について解説していきましょう。

1.DevOpsプロフェッショナル

1.DevOpsプロフェッショナル

出典:DevOpsプロフェッショナル

DevOpsプロフェッショナルとは、DevOps環境下の知識やスキルに関する資格です。昨今ではよりスピーディーな開発が求められるようになりました。とはいえ、安定して稼動できるサービスを提供しなければなりません。

そこでスピーディーかつ安定したシステムを提供するために、DevOpsの考え方が求められるようになりました。現在ではDevOpsプロフェッショナルを取得するエンジニアも少なくありません。資格情報は以下の通りです。

難易度 中級〜上級
メリット DevOpsの考え方が身に付く

講義・演習も合わせて申し込める

受験料 165,000円(税込)

DevOpsプロフェッショナルの難易度は、他の資格に比べて高いです。初心者の方には難しいため、別の資格を取得してから受験に臨むとスムースです。DevOpsプロフェッショナルのメリットは、DevOpsの考え方が身につくことです。また、講義・演習も合わせて申し込めるため、学習習慣も身に付けられます。

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2.Cisco認定資格

2.Cisco認定資格

出典:Cisco

Cisco認定資格は、Ciscoシステムズ社が開催している試験です。ソフトウェアの開発者やDevOpsエンジニアに向けていくつかの資格が用意されており、随時実施しています。Cisco認定資格の情報は以下の通りです。

難易度 初級〜上級
メリット シスコ製品に関する知識を証明できる

ネットワーク機器に関する基本的な考え方が身につく

受験料 16,800円(税込)〜44,800円(税込)

難易度は試験によって異なるため、初心者から上級者まで受験が可能です。この資格を持っていると、ルータやスイッチに関する基礎技術など、Cisco製品を扱えるスキルがあることを証明できます。そのため、プロジェクトでCisco製品を扱う場合には役に立つでしょう。

さらに、シスコシステムズはネットワーク機器の開発や販売で有名な会社なので、ネットワーク機器に関する基本的な考え方も身に付けられます。

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3.クラウドサービスの認定資格

3.クラウドサービスの認定資格

出典:AWS

昨今ではさまざまなクラウドサービスが提供されています。サービスの中には、認定資格が展開されていることもあるのです。そこでここでは、クラウドサービスの認定資格の代表として、AWS認定資格を紹介します。AWS認定資格とは、クラウドサーバーなどを提供しているAWSによる認定資格です。AWS認定資格の情報は以下の通りです。

難易度 初級〜上級
メリット AWS製品に関する知識を証明できる

関連知識や技術が身に付く

受験料 12,100円(税込)〜

AWS認定資格にはレベルが3種類あります。初心者向けの資格から上級者向けの資格まであるので、幅広く受験が可能です。この資格を持っていると、AWS製品に関する知識を証明できるメリットがあります。また、AWS製品に限らず、資格に関連した知識や技術も身に付けられます。

詳細はこちら

インフラエンジニアのキャリアパスとしてのSREエンジニア

インフラエンジニアのキャリアパスとしてのSREエンジニア

インフラエンジニアは専門性を深めることで、より高みを目指せます。そのキャリアパスの一つにインフラエンジニアからSREエンジニアを目指す道もあります。インフラエンジニアとSREエンジニアの業務内容を比較すると、SREエンジニアのほうが広範囲に及んでいると考えられます。こうした特徴から、SREエンジニアへのキャリアアップを目指している方もいるのです。

SREエンジニアになるための方法

では、インフラエンジニアの方がキャリアパスとしてSREエンジニアになるには、どうしたらいいのでしょうか。方法としては2つあります。

1つは、転職してSREエンジニアになる方法です。企業の募集要項によっては、「SREのスキルを身に付けられる」と記載しているものに応募して、現場で技術を身につけます。

もう1つは、インフラエンジニアからキャリアアップする方法です。インフラエンジニアとして業務経験を積んでいき、最終的にSREエンジニアになることも可能です。

インフラエンジニアはITインフラ構築や、運用をベースにスキルを習得していきます。ここにアプリケーションの開発や運用スキルを加えていき、SREに関する方法論を学習していくのです。

未経験からSREエンジニア職に就職・転職する方法

未経験からSREエンジニア職に就職・転職する方法

未経験からSREエンジニアになるのは、ハードルが高いです。そこで未経験の方は、いくつかのステップを踏んで目指すのがいいでしょう。未経験からSREエンジニア職に就職・転職する方法としては、以下の3つがあります。

  • SEやインフラエンジニアから転職する
  • プログラミングスクールに通う
  • 関連資格を取得する

ここからは、それぞれの方法について紹介していきます。

1.SEやインフラエンジニアから転職する

未経験の方でも、SEやインフラエンジニアから転職するという方法は有効です。そもそもSREエンジニアの求人はあまり多くありません。そのため、いきなりSREエンジニアに就職・転職することは難しいです。

そこでまずは、SEやインフラエンジニアになるといいでしょう。SEやインフラエンジニアになると、システムに関する基礎知識やスキルを身に付けられます。こうした経験を積みながら、SREエンジニアに必要なスキルや知識を習得すればスムーズです。

2.プログラミングスクールに通う

他にも、プログラミングスクールに通う方法があります。プログラミングスクールでプログラミング言語を習得し、システムに関する基礎知識やスキルを身に付けていきます。そこで就職・転職の際には、ポートフォリオと呼ばれる自身が作成した成果物を提出できるといいでしょう。

プログラミングスクールでSREエンジニアに必要なスキルを身につければ、就職・転職からSREエンジニアになることも可能です。プログラミングスクールには、さまざまなスクールがあります。自分に合ったスクールを見つけるには、無料体験レッスンに参加してみることをおすすめします。

3.関連資格を取得する

余裕がある場合は、先ほど紹介したような資格を取っておくことも有効です。資格を取っておくことで、スキルや知識を持っていることを証明できます。また、SREエンジニアを目指していることの熱意や意欲などを選考でアピールできるメリットがあります。

ただし、資格を取れば有利になるわけではありません。重要なのは、どんなスキルを持っていて、どんな場面で発揮できるかをアピールすることです。そのため、実務経験やスキルを磨くことに注力しましょう。

将来性の高まるSREエンジニアになろう!

将来性の高まるSREエンジニアになろう!

この記事では、SREエンジニアの役割や主な仕事について紹介しました。昨今ではサービスやサイトの運用スピードが高まっているため、よりSREエンジニアが求められるようになってきました。こうした背景から、今後も需要が高まることが予想されます。

将来に備えてSREエンジニアを志望している方は、SEやインフラエンジニアから転職したり、プログラミングスクールに通ったりするといいでしょう。さらに関連資格を取得すると効果的です。キャリアアップのためにも、ぜひSREエンジニアを目指してみてください。

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